かまくら国語塾とは
書きたいこと、読みたいものを、どこまでも。
作文なんて嫌い、読書なんてしたくない、そんな声をたくさん聞いてきました。でも、子どもたちは自分が好きなことはどれだけでも書けるし、面白い本に出会うとどこまでも読書にのめり込んでいきます。型にはまった「目的のための作文」は子どもたちを作文嫌いにし、「無理強いされた読書」は子どもたちの読書離れを引き起こします。
もっと書きたい、もっと読みたい。
子どもたちのその気持ちを大切に。
どこまでも書ける場所、ひたすら読める場所が「かまくら国語塾」です。
かまくら国語塾では、時間も形式もテーマすら設けません。
書く技術や素晴らしい作品を紹介し、ちょっとしたアドバイスを送ります。
想いを、体験を、言葉にしてみませんか?
かまくら国語塾では、ジャンルも目的も読む姿勢だって自由です。
美しい表現や様々な本を紹介し、ちょっとした意見交換を実施します。
先人たちの言葉の海へ出かけてみませんか?
一人ひとりの「書く体験」、「読む経験」に寄り添います。
言葉を編む楽しみを、一緒に探していく場所に。
塾長 中本 順也
ライティングワークショップ&
リーディングワークショップ
かまくら国語塾のレッスンはライティングワークショップとリーディングワークショップという形式で進めます。
※2023年度に実施したリーディングワークショップは2025年再開予定。
ライティングワークショップとは
「書かれた作文そのもの」よりも「書くプロセス」に注目する作文指導の考え方「プロセス・アプローチ」に基づく作文の授業のやり方です。1980年代以降にアメリカで広まり、主に英語圏の学校で多く実践されています。
題材集めから完成までの一連の書くプロセスを生徒が体験し、その中でレッスンを行います。「良い作品を書かせること」よりも「良い書き手を育てること」を目指すワークショップです。
書き手の権利10ヶ条
ライティングワークショップでは、完全に生徒が主役です。書き手の権利10ヶ条を遵守しながら、「安心できる場づくり」を心がけます。
ナショナル・ライティング・プロジェクトUK
書けることはたくさんある
- 幸せな時間を再現すること
- 悲しい時間と和解すること
- 情報を伝えること
- パロディ化すること
- 探究すること
- 論じること
- 謝ること
- 助言すること
- 想像すること
- 感謝を示すこと
- etc
書くジャンルについて
- 書くジャンルは基本的に自由
- 小説
- おはなし
- エッセイ
- 紀行文
- 日記
- 批評文
- 説明文
- 報道文
- 詩
- etc
書くことは何を
可能にしてくれるか
モヤモヤに名前を
Discovery Writing
- 頭の中のモヤモヤしたことを言語化する
- 書くことを通じて世界を広げ、知ることができる
世界を⾒つめ、世界に⽿を澄ませること。
そして、ぼくたちは、「⽂章」を書くのである。
この世界のことを、もっと知ろうとして。
⾼橋源⼀郎「ぼくらの⽂章教室」
魂の解放
Write for release
- 自分の中にある言葉や感情を描くことでその感情の正体を知る
- 様々な感覚を知ることができ、磨かれる
感覚というものは、⽣まれつき鋭い⼈と鈍い⼈とがある。
感覚をみがくのにはどうすればよいかと⾔うと、 出来るだけ多くのものを、繰り返して読むことが第⼀であります。
次に実際に⾃分で作ってみることが第⼆であります。
⾕崎潤⼀郎 「⽂章読本」
書くために読む
Read for writing
- 読書によって言葉と技術を習得する
- もっと読みたくなる
読むことが何より⼤事なのは、それによって書くことに親しみを覚え、書くことが楽になるということである。
読書の習慣は、我を忘れて 書くことに没頭できる場所へ⼈をいざなう
スティーヴン・キング 「書くことについて」
表現のワクワクをもたらす
Write for pleasure
- 物語を書くことで前を進んでいく楽しみ
- 読み手と共有する喜び
書いては考える。考えては書く。
そうして⼀歩ずつ前へ進みながら、ある決断を⾃分で下していく。
⼈間は書くことを通じて考えて進めていく⽣き物です。
井上ひさし「井上ひさしと141⼈の仲間たちの作⽂教室」
ライティングワークショップ
一回のレッスンの流れ
ミニレッスン
みんなで聴く時間(インプット)
内容
- 書く技術の伝達
- 優れた作品の紹介
- 進行状況の共有
ミニレッスンの例
- 書き出しの工夫
- 題名の工夫
- 比喩の使い方
- 登場人物の描写
- 文末のリズム
- 校正の仕方
- プロットの組み立て方
- マインドマップの使い方
- 作家ノートの作り方
- 仲間の力で修正する方法
- 参考になる小説・エッセイ・詩の紹介など
書く時間・カンファランス
ひたすら書き、考える時間
書く
- 書く場所はどこでもいい
- 道具も姿勢も自由
カンファランス→「教師の知識や経験を、生徒の状態を見て、適切なタイミングで手渡す行為」
- リアルタイムな賞賛・アドバイス
- 個別の声かけや進捗確認、相談、助言
- 壁に一緒にぶつかり考える
- サポート、ブレスト
- 生徒を知る
- 書き手のプロセスを見て、今後のアドバイスに生かす
- 作品の経緯を残す
共有の時間
発表する時間(アウトプット)
子どもたちが自分の作品を紹介する(途中経過)
- フィードバックをもらう
- アイデアを出してもらう
入塾案内
時間割 |
【週1コース】 第1~第4土曜日 1回70分(月4回) • 16:00~17:10 前期 3月、4月、5月、6月 後期 7月、9月、10月、11月 合計30回 2年目以降も継続して通塾したい方は優先的にご案内いたします。 【月2回コース】 指定の土曜日 10:30~11:40 4月、5月、6月 合計6回 |
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定員 | 【週1コース】 10名 【月2回コース】 7名 |
対象学年 | 小学4年生〜小学6年生 |
場所 | 【週1コース】 すばる進学セミナー 第二教室 MAP 【月2回コース】はじまる学び場。 |
料金 | 【週1コース】 月謝 16,500円/入会金 7,700円 【月2回コース】全6回 29,700円 週1コースの入会金および月謝は半年ごとにお振込いただきます。 月2回コースは一括のお振込となります。 月謝には教材費・冷暖房費・製本費・イベント諸費用を含みます。 原則として入会金と月謝以外に費用が発生することはありません。 |
途中入会について | 年度途中の入会は現在受け付けておりません。 |
入塾説明会について |
体験ワークショップと説明会を同時開催します。 体験ワークショップへのご参加が入塾の条件となりますので、ぜひご本人も説明をお聞きいただければと思います。 週1コース:2024年2月中旬/月2回コース:2024年3月上旬 |
体験会について |
随時実施します。最新情報はSNSをご確認ください。 フォローはこちら |
運営について | 運営:Leuk woorden Inc.(ルーク ウォールデン) 責任者:中本 順也 ※(かまくら国語塾の問い合わせは必ずお問い合わせフォームからお願いします) |